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元派遣プログラマの自称技術系ブログです。雑記とか自作のオープンソースプロジェクトの話とか。
Javaとか組込とかできます。お仕事ください。

ビットコインを効率よく稼げるマイナーScryptコイン採掘

先日ビットコインよりも簡単に採掘できるLitecoin - nyatla@hatena blogでLitecoinを紹介しましたが、GPUでお手軽に利益が出るのもあり、採掘を始めた方もたくさんいるみたいですね。

採掘プールを作った方まで現れたようで。素晴らしい。

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(,,゚Д゚) I Home


でもちょっとハッシュレートが低すぎるので、LTC掘るのはきついかなあ。
このまえ別のプールで400kH/sくらいで一人で頑張ってた人が当ててたから、大当たりはあるかもしれませんけど!



さて本題です。この前もちょっと話題に出しましたが、Litecoinよりも効率よく採掘可能なコインは結構たくさんあります。

今回はそういった実質採掘効率の良いコインをサクッと探し出す方法を説明します。

BitcoinとLitecoinのおさらい


多少前提知識が必要なので、まずはおさらいです。


BitcoinもLitecoinもどちらとも仮想コインです。
色々なビットコインの紹介 - nyatla@hatena blogで紹介したように仮想コインにはたくさんの種類がありますが、その中でもメジャーなのがこの2つです。

どちらも価値は違いますが、直接USDやEURの実在通貨に交換することができます。
(JPYに直接交換できるのはBitcoinだけです。)

BitcoinとLitecoinの違い

BitcoinとLitecoinの違いを表にまとめました。

- Bitcoin Litecoin
暗号方式 SHA256 Scrypt
1コインの価値 952USD 33.2USD
主流採掘手段 ASIC/FPGA GPU/CPU?
採掘難易度(1コインの採掘時間) 6020日 8.2日

※Radeon5850相当(300kH/s scrypt)の場合


Litecoinのほうが低価値ですが、難易度が低いので約8日間で1コインを採掘することができます。
1ビットコイン(BTC)=952USDを掘るための時間に換算すると、1/25の240日しかかかりません。

つまり、同じGPUでも25倍の速度で採掘していることと同じことになります。


何故効率が違うのか

効率の違いは、2つのコインの暗号方式の違いによります。

暗号方式は、BitcoinはSHA256、LitecoinはScryptです。

ScryptはSHA256よりも複雑で、GPUよりも1000高速に計算するハードウェア(ASIC)がまだありません。
そのため、GPUでも有利に計算することができます。


効率の良い採掘とは

色々なビットコインの紹介 - nyatla@hatena blogでも説明しましたが、現存する仮想コインの殆どは、SHA256かScryptのどちらかの暗号方式です。

そして専用ハードウェアの無いScryptコインは、SHA256コインよりも(GPUで)高い効率で採掘できることが判っています。

代表的なScryptコインであるLitecoinは1コイン3500円程度と高額ですが、マイナーな物の中には1コイン1円程度の非常に簡単に採掘できるものがあります。

これらは短時間で(10分~1時間)で数枚のコインを採掘することができて、取引所でBitcoinと交換できます。

その中には交換レートがLitecoinよりも良いものがあり、これらを採掘することでBitcoinを効率よく貯めることが可能です。

これらの格安コインはペイアウトしやすいので、LitecoinやBitcoinよりも簡単に自分のウォレットに貯められます。

採掘効率の比較サイトCoinWarz

採掘効率の良いコインを探すのに、とても便利な比較サイトがあります。

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CoinWarz - Crypto Currency Mining Profitability - Bitcoin & Litecoin Mining Calculator


このサイトは、PCの計算能力、消費電力、取引所でのBTC換算のレート、採掘難易度から、1BTCを得るためにかかる日数や収支、効率の一覧表を計算してくれるスーパー便利な比較サイトです。

登録等は特に必要ありません。


計算してみる

試しに関東で300kH/s(Radeon5850)を使った採掘を例に計算してみましょう。
消費電力は300Wで、電気料金は30円/kWhとします。(赤枠のところです。)

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で、Calculate Profitabilityをぽちっとすると、現時点での(大体10分以内)の採掘効率ランキングがでてきます。

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2013/12/11現在の様子です。


トップのCasinocoin(CSC)の場合、62.34日で1BITコイン相当が採掘できるみたいですね。
2位は上場廃止候補のGalaxycoin (GLX)がランクインしてます。Litecoinが244日なので、もしこのコインを採掘できれば、採掘効率は2倍以上になります。

掘っても安全そうなのは4位のFSTくいからでしょうかね。139日なので、2倍まではいきませんが、LTCを直接採掘するよりはマシです。


表記の説明

先ずは横軸です。

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Coin コインの種類です。Scrypt/SHA256はコインの暗号タイプを示します。
Current Difficulty 採掘難易度です。低いほうが掘りやすいです。相対グラフなので注意してください。
Est. Coins 24時間採掘を続けた場合に取得できるコインの枚数です。現在/平均で表記されてます。
Exchange Rate Bitcoinとの交換レートです。()内は取引所の名前です。相対グラフなので注意してください。
Exchange Volume 取引されたコインの枚数です。極端に少なくない限り気にする必要はありません。
Revenue /Profit USDベースの1日当たりの収支です。収入/所得表記です。所得は収入-電気料金で計算されてます。赤字は赤字です。
Earn 1 BTC 1BTC分のコインを手に入れるために必要な日数です。概ね100未満ならボーナスタイムですが、1桁台の時はP2Pネットワーク消失などの異常事態の場合があります。
Profit Ratio vs. BTC 利益率です。BTCを100%として何倍の効率で採掘できるかを示します。


次にCoinの項目です。

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Block Reward 1ブロック当たりのコインの枚数です。大きいほどたくさんもらえます。
Blocks 採掘済みのブロックの総数です。
Block Time 新しくブロックが生成されるまでの時間です。短いほど採掘できる確率は上がります。

一般的には、①Current Difficultyが低く②Block Rewardが大きくて③Exchange Rateが高い、Scryptコインを掘ればOKです。たまーにものすごい効率のものがあります。

Current Difficultyが瞬間的に大きく低下してランキングの上位にきたものは、数分のうちに効率が大幅に悪化する可能性が大なので無視したほうが良いでしょう。

採掘量の目安として、Block Reward ÷ Current Difficultyが10より大きいコインは、1時間に10枚くらい採掘可能です。


なお、よく上位に食い込んでくるGLXP2Pネットワークが不安定で開発者がトンズラ気味です。採掘プールもよくわからないので、採掘しないほうが良いです。

P2Pネットワークが不安定になると、取引所が取扱いを停止することがあります。
先日、DMD(Diamond)がブロックチェインが壊れて上場廃止になりました。上場廃止直前、このコインは1日で1BTC相当を採掘できるとんでもない状態になっていました。

採掘するには

どのコインも、コインを得るために必要なのは以下の三つです。どれが欠けても採掘することは難しくなります。

  1. ウォレットソフト
  2. 採掘ソフト(cgminer,cpuminer,guiminer)
  3. マイニングプール

ウォレットとマイニングプールはコイン毎に別のものが必要です。

とりあえず採掘するなら、マイニングプールにP2Pool.orgP2Pool.orgを使うと便利です。

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以下の様に受取アドレスを指定してマイニングを行うと、1ブロック発見されるたびに貢献度に応じたコインを指定したウォレットへ送信してくれます。(XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX部分はウォレットのアドレス)

cgminer --scrypt -o http://p2pool.org:9876 -u XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX -p x -I 10

コイン毎のウォレットソフトのセットアップは必要ですが、いちいちプールを探して登録する手間は省けます。

お勧めのコイン

お勧めのコイン(すぐに上場廃止にならなそうで、すぐ手に入るし比較的効率がいい)のは以下の5つです。

コイン名 ウェブサイト(メインスレ)
BBQCoin (BQC) BBQcoin.org | The Official Client Development Site
Digitalcoin (DGC) digitalcoin | A Currency for a Digital Age
Bottlecaps (CAP) Bottlecaps v1.5.2 Just Released Checkpoint Node New Wallet Design! Please Update
Fastcoin (FST) Project FASTCOIN - Home
HoboNickels (HBN) .:: HBN - HoboNickels - Official Site - Crypto Currency

これらは効率が良いときもありますが、たまにLTC直掘りよりも効率が悪化します。

長時間放置が基本の場合はLTCを直接採掘したほうが効率的には安定しているかもしれません。

それ以外の物でも、①公式サイトがあるか。②フォーラムが更新されているか。をチェックして活発度を調べて挑戦すればあまりリスクはありません。



プールを選んでさらに採掘効率を上げる方法は、また次の機会に。


究極!きらめきコイン!

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