ネコと和解せよ

LoRaWANゲートウェイLPS8をTTNv3に接続する

LPS8をTTNv3へ接続する方法です。事前に以下の以下の手順を済ませてください。

nyatla.hatenadiary.jp
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TheThingsNetworkV3にLoRaWANゲートウェイLPS8を登録するで取得したTTNクラスターのGateway Server addressを準備してください。

レシピ

  1. 初期設定済のLPS8-JP
  2. LPS8-JPに接続できるPC、またはスマートフォン
  3. インターネット回線

作業手順

ゲートウェイを設定する

LPS8のウェブインタフェイスを開いてください。

LoRaWAN➡LoRaWANのメニューを開きます。

LoRaWAN Configuration
  • General Settings
    • Email - 自分の連絡先メールアドレスを書きます。(何に使われるのかはよくわかりません)
  • Primary LoRaWAN Server
    • Service Provider - The Things Network V3を選択します。
    • Server Address - TTNクラスタGateway Server addressを選択します。(Austrariaであればau1.cloud.thethings.network)

f:id:nyatla:20210710160417p:plain
設定したらSave&Applyをクリックします。

接続状態を確認する

ゲートウェイが接続されたかを確認しましょう。TTNv3のConsole画面から確認ができます。

https://www.thethingsnetwork.org/


右上のアカウントから、Consoleをクリックします。
マップからゲートウェイを接続したTTNクラスタを選択➡クラスタにログインしてGo to gatewayを選択します。
Gatewaysのリストから、設定したゲートウェイを確認してみましょう。StatusConnectedであれば成功です。
f:id:nyatla:20210710160843p:plain

ここで機器名をクリックすると、ゲートウェイの状態と共にLiveDataに通信状況が表示されるはずです。
(表示されるまでに1分ほど時間がかかります。)

f:id:nyatla:20210710163251p:plain

トラブルシューティング

StatusがDisonnectedの場合は、ゲートウェイとの通信ができていません。以下の点を見直してみてください。

  • LPS8のEUI(Gateway ID)の値が、TTNEUIと一致しているか。
  • LPS8のLoRaWAN ConfigurationPrimary LoRaWAN Serverに誤りがないか。
  • LPS8のLoRa ConfigurationFrequency Planに誤りがないか。
  • TTNコンソールのFresuency planがLPS8のそれと一致しているか。
  • そもそもTTNv3で障害が発生していないか


ゲートウェイが接続状態になれば、The Things Network V3のLoRaWAN基地局は完成です!
バイスをお持ちの方は、引き続きTTNへデバイスを登録する手順へお進みください。