mbedJS リビジョン38を公開しました。
エェェェェンベッドJSを更新しました。
リビジョンは38です。
mbedJS - a mercurial repository | mbed
更新内容
機能追加
- I2C,I2CSlave,Serial,Memoryクラスを追加
- JavascriptAPIでコールバック関数の個別指定に対応
- JavascriptAPIにdispose関数を追加
バグ修正
- SDカード使用時にフリーズする問題を修正
I2C,I2CSlave,Serial,Memoryクラスを追加
以下のクラスが利用できるようになります。
- Memory
mbedのメモリを直接読み書きするクラスです。 - I2C
mbed::I2Cクラスを操作します。 @ban4jpさんが加速度センサを使ったデモプログラムを書いてくださいました。
mbedJSで加速度センサーテスト | mbed
※原因不明の不具合があるため、初期化コードを2度送らないと動作しない不具合があるそうです。 - I2CSlave
mbed::I2CSlaveクラスを操作できます。 - Serial
mbed::Serialクラスを操作できます。
JavascriptAPIでコールバック関数の個別指定に対応
コールバック関数を関数毎に設定できるようにしました。従来の方法と併用して使うこともできますが、その場合は個別に指定したコールバック関数だけが優先して呼び出されます。
コールバック(個別指定)
var mcu=new mbedJS.Mcu("192.168.128.39", { onNew:function(){ var pin=new mbedJS.DigitalOut(mcu,mbedJS.PinName.P0_22,function(){ pin.write(1,function(){}); }); }, onClose:function(){}, onError:function(){alert("Error");} });
コールバック関数を個別に指定するときは、関数の引数の最後にfunctionを設定してください。
この機能は、Mcuのコンストラクタを除くすべてのコールバックハンドラを持つ関数で使えます。
JavascriptAPIにdispose関数を追加
Digitalout等のMcuに一時オブジェクトを生成するタイプのクラスに、dispose関数を追加しました。Websocketセッションの途中で不要になったオブジェクトを破棄できるようになります。
SDカード使用時にフリーズする問題を修正
FatFS使用時にスタックオーバフローが発生していたので、FatFSのTINYフラグを有効にしてHTTPスレッドのスタックサイズを1024+256+64→1024+512byteに増やしました。
この影響でワークメモリが700byteほど減少しています。
その他成果ブツなど
- @hsgwさん作のWeb MIDI APIを使ったMIDIコントローラ
mbedJSとWeb MIDI APIを使ったMIDIコントローラ | mbed - APIマニュアル
最新のAPIマニュアルはこちら
http://mimic.sourceforge.jp/doc/mbedjs/current/ - mbedJS.all.js
圧縮されていない新しいJavascriptAPIです。エラー解析にご利用ください。
http://mimic.sourceforge.jp/jsapi/mbedJS.all.js - APIのテストコードの残骸
ファイルツリー: trunk/misc/mbedJS/mbddJS.API/ (head) - mimic (svn) - MiMic - SourceForge.JP
- 出版社/メーカー: スイッチサイエンス
- メディア: エレクトロニクス
- クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
- 出版社/メーカー: スイッチサイエンス
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
シリコンパワー microSDカード 60倍速 2GB 永久保証 (SDカードアダプター付) SP002GBSDT000V10
- 出版社/メーカー: シリコンパワー
- 発売日: 2007/01/01
- メディア: Personal Computers
- 購入: 5人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (2件) を見る