TBSKmodemをProcessingでも使えるようにしました。
Processingからもワイヤレス音響通信接続ができるようになりました。
公開済のPython,C#,C++,Javascript版とも相互に接続ができます。
Processing単体でも、コンテンツをスマホで操作したり、コンテンツ同士を連携させたり、そんな使い方で遊べるかなーと思ってます。
セットアップ
Githubにあるリリースからtbskpsg.zipをダウンロードして、Processingのlibraryディレクトリに展開します。
https://github.com/nyatla/TBSKmodem-for-Processing/releases/tag/v0.1.1
サンプル
短いコードでライブラリを試すためのサンプルを準備しました。
Basics
TBSK形式の信号の複変調をするサンプルがあります。
RawSignal
文字列を変調→復調して、元に戻ることを確認できます。
おまけの波形表示機能がややカッコ良いです。
WaveFile
文字列を変調してwavファイルに保存→ファイルを読み込んで復調して元に戻ることを確認します。
Modem
Minimオーディオインタフェイスを介してワイヤレス通信を行うサンプルです。
ASCII以外を表示する場合はフォントを設定してください。
通信相手には、ライブデモをスマホやPCで使うと便利です。
https://nyatla.jp/tbskmodem/
ModemApis
送受信を含めたModemの機能をテストすることができます。
RxConsole
Guiを省略したバイト数値の受信プログラムです。
RxGui
バイト数値の受信プログラムです。信号のRMSを表示することができます。
RxAsCharConsole
RxConsoleの文字列版です。
RxAsCharGui
RxGuiの文字列版です。
SerialLike
Processing標準のシリアルと似たAPIを使ったサンプルです。
SerialDuplex,SimpleRead,SimpleWriteをほぼそのまま動作させることができます。
※一部のbufffer,until関数、コールバック関数は実装していません。