ネコと和解せよ

Android用の音波通信アプリβテスター募集

TbskModemをAndroidで使えるようにしたアプリTBSKIOを作りました。しかし、テスターさん20人以上集めて2週間テストしないと公開することができません。

そんなわけで、しばらくの間アプリをしばき倒してくれるテスターさんを募集しています。

うっかりGooglePlayConsoleのアカウントを閉鎖してしまったため、当分の間APKの直接配布に切り替えます。
昔ながらのバイナリファイルの直接配布です。

github.com


募集要項は以下の通りです。

Android端末操作に関する知識を持つこと
・何らかのプログラミング言語で基本事項を扱えること
・高校生以上であること
・日本語か英語がわかること

報酬はありませんが、感謝の気持ちはございます。


不具合報告の義務などはありませんので、しばらくの間ぽちぽちと遊んでいただけると有難いです。
宜しくお願いいたします。

報告していただける場合は、XまたはDiscordチャンネルにお願いいたします。

discord.gg
https://twitter.com/nyatla




このクリーチャーはマスコットキャラクターのテトラ君です。

TbskIO

テキストメッセージを音波にして通信するアプリです。
Abdroidデバイス同士のほかに、Webブラウザ、各種プログアミング環境環境、Arudino搭載マイコン、MicroPythonなどと通信することができます。

現在はテキストメッセージを音波で送受信する機能のみ実装してあります。


参加方法

GithubからAPKをダウンロードし、端末にセットアップしてください。
ストアを経由しないため、セットアップ時に許可を求められることがありますので、以下の注意をよく理解してから許可してください。

  • 品質には配慮しておりますが、十分ではないかもしれません。
  • ストアの品質チェックを通過しておりませんので、問題が起きるかもしれません。
  • データ漏洩を含むなにがしかの損害についても責任を負えません。
  • 自身の所有権のある端末以外にセットアップしないでください。
  • ご利用は自己責任でお願いします。

使い方

初回のアプリ起動では録音権限の許可を求めてきますので、許可してください。
起動すると、メインのタイムライン画面が開きます。

メッセージを音波で送信してみる。

まずはメッセージを音波で送信します。
結構な音がするので音量は絞っておくことをお勧めします。

NewTransmitボタンを押して送信画面を開いてください。

メッセージを入力したら、右上のSendボタンを押します。

送信の進捗を示すダイアログが表示され、音が出力されれば大成功です。


メッセージの入力には、MLKitを使った光学的入力補助手段が利用できます。
画面下部にあるアイコンをクリックするとカメラデバイスが起動し、テキスト認識とQRコード認識を利用できます。


メッセージを音波で受信してみる。

メインのタイムラインの画面が出ている状態で、他の端末から音波を送信すると受信ができます。
受信を示すダイアログが表示されます。

ブラウザと通信してみる。

ブラウザで動作するTbskModemと通信するには、以下のウェブサイトが便利です。
TBSKmodem


Startボタンを押して、文字列を入力すると音が出ます。

詳しくはこちら
nyatla.hatenadiary.jp


Pythonと通信する

Pythonで作成したTbskModemと通信するには、こちらを参考にtbskmodem.pyをセットアップしてください。
難易度がやや高いのでご注意ください。

nyatla.hatenadiary.jp


Processingと通信する。

Processingでスケッチを書いて通信する場合は、こちらを参考にTbskmodem for processingをセットアップしてください。

nyatla.hatenadiary.jp

Raspberry Pi Picoと通信する

Raspberry Pi Picoなどのマイコンバイスと通信する場合は、こちらを参考にTbskModemMicroをセットアップしてください。

記事にもあります通り、MicroPython版は「ものすごくシビア」なので、できたらArudiuno版がよろしいと思います。
nyatla.hatenadiary.jp
nyatla.hatenadiary.jp

開発環境

TbskModemは、PythonJava、C#、C++Javascript、Processing、Ardiuno、MicroPythonの各種言語用に開発環境があります。

C++を除く開発環境にはオーディオインタフェイスが実装されていますので、そんなに苦労せずにTBSKIOと通信する
アプリケーションが作れます。

例えば、JavaScriptAPIの場合はこんな感じです。

デモサイトズ
https://nyatla.jp/tbskmodem/v0.4.1/getstarted/tbsksocket_chat.html
https://nyatla.jp/tbskmodem/v0.4.1/getstarted/tbsksocket_recv.html
https://nyatla.jp/tbskmodem/v0.4.1/getstarted/tbsksocket_send.html

https://nyatla.jp/tbskmodem/v0.4.1/getstarted/controller.html -コントローラ風送信機



APIの詳細ははこちらをご覧ください

nyatla.hatenadiary.jp


おまけ

TbskIOは、インテントによるブラウザからの操作を受け付けます。
TbskIOのセットアップされたAndroidバイスのブラウザから、以下のURLをクリックしてください。
アプリが起動して送信メッセージが自動入力されます。

このリンクをクリックするとTbskIOでメッセージを送れるよ

URLの形式は、以下の通りです。<テキスト>の部分を差し替えます。

tbsk://tbskio.nyatla.jp/v1?c=txrawstr&text=<テキスト>



よろしくお願いいたします。