Uma2Desktopのエラーについて - nyatla@Hatena::Diaryのエントリで、hamさんにManageDirectXの詳細な説明を頂いたので、転載します。
MaganedDirectX
Managed DirectXは.NET FrameworkアプリケーションからDirectXを呼び出すためのAPIで、標準のエンドユーザー向けDirectX(「WindowsUpdate」や「DirectX エンドユーザー ランタイム ウェブインストーラ」)ではManagedDirectXがインストールされない模様です。(最新版では違う?)
ラインタイムの種類
DirectX EndUserRunTime : directx_mar2008_redist.exe (69.5 MB)
DirectX SDK : dxsdk_march2008.exe (442.1 MB)
等では、セットアップにおいてManagedDirectXが一緒にインストールされるみたいですが(未確認)、
ManagedDirectX のインストールに必要なものは「mdxredist.msi」という
パッケージファイルだけで、それさえあればManagedDirectXはインストールできます。入手方法
「mdxredist.msi」は以下の方法で手に入ります。
DirectX 9.0c 再配布ファイル
DirectX 9.0c Redistributable for Software Developers - Multilingual -
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=9226A611-62FE-4F61-ABA1-914185249413
⇒ directx_9c_redist.exe (33.5 MB 2004/08/04)をダウンロードインストール
上記は自己解凍形式なので、適当なフォルダに展開すると、
いくつかの圧縮ファイルとDLL、dxsetup.exe が出てきます。
そのいくつかの圧縮ファイルの中にある「ManagedDX.CAB」をさらに解凍。
mdxredist.msi (3.55MB) が現れます。
これをダブルクリックするとManagedDirectXがインストール。
ちなみにアイコン右クリックメニューでアンインストールも可。確認方法
ManagedDirectXがPCにインストールされているかどうかの確認は
NyaRuRuさんが配布している「Runtime Information」を使えば確認できます。
Get Ready for Managed DirectX : 開発者編 [ツール]
ManagedDirectXの欄にバージョン表示があればOK。私は上記方法のmdxredist.msiから[5.04.0000.2904] のManagedDirectXを
インストールでき、当初動かなかったuma2desktop-bin-0.1.1を動作させることができました。